世渡り下手・ニート願望ありの夫がなんだか最近機嫌よく働いている/私が思う外資が向く人
外資系企業のよくあるイメージ
- 外資金融・コンサルのエリートバイリンガル、肉食系の心身共にタフな人がいくところ
- 高給だけど激務で、突然海外転勤を言われたり解雇宣告があるetc…
これも事実なんですけど、そうじゃない人にも実は外資は向いていたりするというのが今回の記事でお伝えしたいことです。
外資(外人上司、外国慣れした日本人上司)はこんな人に ”も” 向いている
- コミュ障気味で世渡り下手な人
- 体育会系のノリが苦手な人
- 空気読まされるのが苦手な人
- 勤務態度で評価されたくない(遅刻、昼休憩に早く行って遅く帰ってくる、仕事中スマホ見てる、髪型や髪色等でヤイヤイ言われたくない)人
- 昔からの非効率なやり方をつい批判して浮いちゃう人
- 残業しているから偉いと思えないし、残業してることで評価されたくない人
- 愛社精神とか言われるだけで引いてしまう人
- 上司っていうだけでなんでそんなに偉そうにされなきゃいけないのとか思っちゃう人
- 職場ではプライベートをそこまで踏み込んで欲しくない人
- 経営者は根性論押し付ける前に必要な投資しろよと思っちゃう人
ほぼうちの夫のことです。
世渡り下手で、社内政治とか空気を読むとか上下関係とか競争とかがすごく苦手で、自己主張とかも苦手な気の優しいタイプの人です。
(内心では批判的なことを結構思ってるみたいですがw)
新卒から日系企業で勤めていたのですが、上司や同僚との人間関係のストレスをよく感じていて、帰宅後職場のことを思い出して不眠気味だったり、よく体を壊していました。
転職もしましたが、なんだか同じことの繰り返しの様で、状況はさほど好転せず。
そんな繊細な夫でしたが、数年前に外資に転職して外人上司の下で働き始めて以来、なんだか機嫌よくノビノビ働いており、昔は嫌がっていた職場の人との飲み会にもちょくちょく行くようになり、会社のグチや不満も全然言わなくなりました。
(※上司や同僚は日本語話せたり話せなかったり色々らしいです)
もともと勤労意欲は人よりも少ない夫ですが、ようやく長く勤めてもいいと思える会社が見つかったようで、妻としては心底ホッとしています。
外資(外人上司、外国慣れした日本人上司)の特徴
外資と一口に言っても、ただ本社が外国にあるというだけのくくりなので、業界・職種・会社によって色々違うのは当然なのですが、傾向として感じるのは
- 自分の仕事内容・範囲が明確になっている(空気を読む割合が少ない)
- 上下関係がフラット(単に社歴が長いというだけで過度に偉そうにしない)
- 勤務態度(出社時間や残業の有無)よりも仕事内容やスキルで評価する
- 待遇面で、性別や年齢の要素の影響が少ない(人の出入りが多く、色んな経歴の人がいるから)
- 必要な投資をしている(古いシステムや設備を使い続けて、現場従業員の改善努力や残業や根性論でカバーしようとしたりしない)
という特徴がある様に感じます。
逆に、外資でも
- 給料
- 仕事量の多さ・残業や出張の多さ
- 福利厚生の充実度
- 解雇の有無
は会社毎に違うみたいなので、そこは日系に転職する時と同様、要チェックです。
外資のデメリット?
いいところばかり書いてしまった気がするのでデメリットも。
①たとえ定時退社の会社でも、長く定年まで続ける環境ではないかも?
会社にもよるとは思いますが、転職して年収を上げていく人が多い気がします。
ある程度のところで、定年を見据えて日系に転職するのがベストシナリオかなと思います。
②本社ではないので、でかい仕事はあまりできないかも?
本社機能の職種だとそもそも採用が少ないとか、部署が1人だけとかもありえます。
③入社時点で英語力や外資での職歴が必要な会社も多いかも?
会社・職種によっては英語をそんな重視していないところもありますが、重視しているところが多い気がします。
英語力や職歴が心配な方でも、以前の記事でも取り上げたずんずんさんの様な例があるので、勇気をもらえます。
両親ともにジャパン生まれのジャパン育ち、男子生徒が殴り合う素敵な環境で教育を受け、三流私立大学を軽やかに卒業し、新卒で就職した埼玉のブラック企業ではピンク色の制服を着て、コピーをとる...そんな人生でした。「三流大学→埼玉のブラック企業→現在はなぜか外資系」のOLが明かす、外資系のリアル | ライフハッカー[日本版]
大宮在住、実家暮らしのOLずんずんさん、華の丸の内OLになろうと、一念発起するが、家族にバカにされるわ、人材紹介会社には相手にされない。そんな時、転職サイトで、「丸の内勤務 外資系金融機関」という求人案件を見つける。職歴3年未満なんですが転職したいんです|ずんずんのずんずん行こう!
面接前に英語の想定問答集を丸暗記して臨んだみたいです。
当時は英語があまり話せなかったので、面接では逆質問をしました。自分じゃなくて、相手に話させようと思って、あらかじめ英語でいくつも質問事項を準備して。そこが気に入られたのか、採用してもらえたものの、入社してからは大変でしたね(笑)。
別の外資系企業に転職したときは、逆質問じゃなくて、英語の面接の本を丸暗記して、想定質問集を用意したんです。そしたら想定通りの質問が出されて、ヤマが当たって。面接官が「こいつ英語できるじゃん」って勘違いしてくれた。思い切って飛び出せば、「理想の自分」は意外と現実にできる【外資系OL兼作家・ずんずんさん】 - はたラボ ~パソナキャリアの働くコト研究所~
まだまだ自分も外資のことは知らないことばかりなので、いつか来たるべき転職に備えて、色々調べていきたいと思っています。
自分の子供も夫の様な繊細なタイプになりそうな気がするので、選択肢を広げるためにも、英語はできるだけ得意にさせておいてあげたいなと思います。
まだまだ小さいので先の話ですが。。